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2006/02/02

「インチキ画像発見用ソフト」 (CNETの記事)

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リンク: 注目を集める「インチキ画像発見用ソフト」--潜在需要は膨大? - CNET Japan
これは是非、欲しい。 まあ、記事によるとβ版の公開予定が半年以上先とか書いてあるので、まだ入手は出来ないけど。
このソフトの原理は、画像に含まれる情報から、自然ではありえない情報の変化を抽出して偽造が含まれているかどうかを判別するらしい。確かに発想そのものは、(統計的推定や統計的仮説検定、実験計画法をよく使っていれば)自然な考え方で、確率論的に導き出せるのも納得できる。
尤も、このソフトの(実装上の)肝となるところは、確率論のロジックの箇所よりも、不自然な箇所を抽出するためのロジックの箇所だと思われる。
この日本語の記事ではスペースの関係上、割愛されているけど、原文の方を読んでみるとさらに面白い話があり、画像の偽造例として、2005年末からかの国で騒ぎになっていた、黄禹錫(まだ教授?)の事例が載っていた。この記述に当ソフト開発者(Hany Farid教授)のなかなかきつい言葉が書いてあり、
--actually didn't need specialized software. Spots and artifacts in the background visible to the naked eye showed that the images of cells that came from the supposedly cloned dog were duplicated, Farid noted.
→要するにこの事例の場合、特別なソフトは必要なく、「the naked eye(要するに裸眼)」で判別できると。 この発言はある意味、論文誌の査読者の目がふしあ【以下自粛】 と言っているのに等しいかと。
なお、Farid教授は、昔のSovietの写真のレタッチについて共産主義者による「impressive」な作品だなんて言っており、そのような作品をたくさん分析することによって、ソフトの偽造識別率が向上するのだろうけど、日本近辺だと、特定アジアによる、あまり「impressive」でない写真の方が多いので、偽造識別率の向上にはあまり使えなさそうだ。
たとえば、下記の本とか...

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