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2006/03/25

東証の新システム通信方式の「FIX」

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今日(2006/03/25)のフジサンケイ ビジネスアイに、東証の新システム指針で通信方式に「FIX」を採用する方向であるとの記事が掲載されている。
リンク: FujiSankei Business i. 金融・証券/東証が新システム指針 通信方式は「FIX」採用へ(2006/3/25)

当ブログ管理人は、記事中のFIXが何の略語なのか知らなかった(記事中にも記載はなかった)ので、調べてみた。
証券決済制度改革推進センターが公開している証券決済制度関連用語集のページによると、
FIX: (Financial Information Exchange)
証券取引のリアルタイム化・電子化のために開発された国際的なメッセージ標準プロトコル(以下略)
ということらしい。
とこれだけでは、FIXというものがどのように構成されていてどのようなメリットがあるのか分からないので、もう少し調べてみた。
FIX protocolの公式サイト「The FIX Protocol Organization」の記述によると、1992年にFidelity Investmentsと、Salomon Brohters(Wikipediaの記事)(Salomon Brothersは1990年代にCitigroupに買収されている)の2社間での双方向通信のためのフレームワークとして定義されたものが始まりらしい。
FIX protocolの仕様そのものは公開されており、自由に使用できるようになっている。

また、システム構成は、やはり同じ公式サイトで公開されているImplementation Guideに詳しく記述されている。
この資料を読んでいる限りでは、事前にImplementation Guide - 9. Rules of Engagementに記載されている項目を的確に定義し、Implementation Guide - 10. The FIX Process for fixed incomeに記載されているようなトランザクションの挙動をきちんと押さえておくことが、システム化にあたっての最低限必要な作業だと理解した。

あと、FIXアプリケーションのメッセージ層用のマークアップ言語として、Cover PagesのTechnology Reports:FIXML - A Markup Language for the FIX Application Message Layerというものがあるが、こちらの方は興味が向いたら調べるかも。

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