« タップダンスを踊る猿たち | トップページ | とっても頑丈な液晶モニタ »

2007/12/27

石炭で飛ぶ飛行機

ブックマークに追加する
数日前のdiggに投稿されていた記事で、2011年までには、米国空軍の飛行機は石炭を合成した燃料で飛行する予定らしい。

元記事:Air Force Will Be Coal-Powered by 2011 : Gas 2.0
リンク1:Digg - Air Force Will Be Coal-Powered by 2011

この元記事を良く読むと、なかなか興味深い内容だったので、いくつか調べ物した結果も併せてメモ代わりに残しておく。

Technorati Tags: ,



まず、現在の米国空軍で使用している燃料はJP-8と呼ばれる、1990年に米国政府によって指定されたもので、それまで使用されていたJP-4よりも可燃度や危険度が改良されているものらしい。

リンク2:Jet Fuel Propellant (JP-8) - Force Health Protection & Readiness


そして、これは1958年に特許が取得されている。

リンク3:Jet propellant - Patent 2857258 | freepatentsonline


元記事では、この石炭燃料の開発には陸軍や海軍も参画していると記載されているが、これはJP-8自体は航空機だけでなく、その他設備を駆動させるためのディーゼル電源等にも使用されていたりするため、色々影響するのだろうと思われ。

リンク4:Portable JP-8 Fuel Cell Runs on Military Jet Fuel - Alternative Energy for Trucking - Popular Mechanics


なお、この合成燃料の技術自体はかなり古く、1920年代にドイツの研究者である、Franz FischerとHans Tropschによって発明されたものらしい。

リンク5:Fischer-Tropsch process - Wikipedia


この方法では、コバルト等の触媒を使って石炭に炭素と水素を付加して液化するが、単なる石油を使う以上に二酸化炭素が発生するという副作用がある(液化の時点で発生、さらに液化した石炭を燃やすときにも発生)

ただし、いわゆるBioFuelも使えばマシになるという説もある。

Air Force and NASA to Use Synthetic Diesel ‘Synfuel’ : claytonbodiecornell - Green Options


そうなのか?

いずれにしても、この合成燃料と言う奴は、なんか本末転倒な気がする。

●お探し物は見つかりましたか?まだの方は以下の検索をご利用下さい。
 
当ブログ内 (within this blog) Web
●当ブログのRSSフィードをお手持ちのRSSリーダーにご登録いただくと、エントリ追加時のみ更新通知が届くため、確認の手間が省けます。よろしければ、どうぞ。
当ブログのRSSフィード
●当ブログの更新情報+α(deliciousのブックマーク他)はTwitter経由でも確認できます。是非フォローしてください。(実はRSSフィードよりも更新が早かったりします)

|

科学・技術」カテゴリの記事

blog comments powered by Disqus


●Google広告


●その他の広告



トラックバック

この記事のトラックバックURL:

●トラックバックされる方へのご注意
本文中でこのエントリのアドレスを引用してください。引用(言及リンク)がない場合はスパム(迷惑行為)として削除します。
なお、迷惑行為かどうかを人力で判定しているため、トラックバックが反映されるまでに少々、お時間を頂いています。
For foreigners: If you would like to trackback to this entry, please include permlink of this entry in your entry. If your entry doesn't include this permlink, I will delete your trackback as spam.

この記事へのトラックバック一覧です: 石炭で飛ぶ飛行機:

 
Google